マイナス感情を指先で消せる!?

自分のマイナス面を認めてあげよう


ネガティブ思考のススメ」の記事で、ネガティブ思考のお得面に気づいたら、さっそく積極的にネガティブをやってみましょう!


プラス思考を意識している人がみたら、発狂してしまうくらいに悪魔になっちゃいましょう。楽しもう。


さて、まずは紙とペンを用意して。それか、スマホのメモでもいいですよ(スマホでこのサイトを読んで下さっているかたは、一回記事をすべて読んでからでOK!)。


そして、ひたすらネガティブなことを挙げていきます

ただ、ここで一つルールがあります。すべての文を、「~けど、それでいい。」という風な形にします。「ぜんぜんよくねーよ」と思っても、とりあえずそういう形で書いといてくださいな。


……え、これではネガティブじゃなくてポジティブ? そうかもしれませんね(え)。


でも、ガムシャラに「ポジティブ思考を!」とやるより、俄然日常生活に役立つと思うので、ここでは少し耐えて、付いてきてください。


では、試しに私自身が例として挙げます。ひたすら挙げます。生々しい私のネガティブを。皆様も、以下を参考に挙げていってください。


私のネガティブ例文

・私は家族にも馬鹿にされるほど、顔のパーツが真ん中に寄っている不細工だけれど、それでいい。


・私は仕事がトロくて時間内に終わらないけれど、それでいい。


・私は人に馬鹿にされるとムカつくけれど、それでいい。


・私は飲み会が大嫌いで行きたくないけど、それでいい。


・私はすべてが面倒くさく感じるけれど、それでいい。


・毎日つまらないし、生きている意味がよく分からないけれど、それでいい。


・私は短足でチンチクリンな見た目だけれど、それでいい。


・毎月の給料が少ないと感じるけれど、それでいい。


・私はできれば人とおしゃべりしないで黙っていたいけれど、それでいい。


・私はすぐ気分が悪くなるけれど、それでいい。


・私は仕事に行くのが嫌で、最悪な気分だけれど、それでいい。


・私はずっと寝てたいけれど、それでいい。


・私は心配事が耐えなくて常に何かを考えていないと安心できないけれど、それでいい。


・自分のことが好きになれないけれど、それでいい。


・思い通りにいかないと腹が立つけれど、それでいい。


自分は物事が完璧にできないと気が済まないけど、それでいい。



……とりあえず、ここまで。

うわーとても嫌な気分になってきました……。

でも、それでいいのです。それがいいのです。



その嫌ぁぁな気分のまま、「タッピング」の術を使おう!


さあ、書けましたでしょうか?


「気分が悪くなった」? それなら一番成功です!

本当に素直に、自分の嫌な点、マイナス点について書けたわけですから。


とにかく、自分の生活や、自分自身など……、嫌なこと、最悪なことを素直に具体的に挙げていくことがポイントです。



でも安心してください。これで終わりではありません。次に、すぐ「タッピング」をします。


「タッピング」について詳しいことは、また別の記事で書こうと思うので、ここでは簡単にその方法だけ。


まず、先ほど挙げた文を一つ読みます。例えば「自分は物事が完璧にできないと気が済まないけど、それでいい」という文をここでは使うとします。


そして、その文の最後に「……それでも、私は上手くやる。」とくっつけます


「自分は物事が完璧にできないと気が済まないけど、それでいい。それでも、私は上手くやる。」という文ができました。



そしたら、その文を口に出して言いながら(もし人が居たりして口に出しにくかったら心の中で唱えるだけでもOK)、指で身体の特定の場所をトントンと軽く叩きます。


この叩く場所はいくつかあるのですが、ここでは一つだけご紹介します。


私自身、普段この方法ですることが多いので。


手の、小指側の側面、ちょうど空手チョップをする場所です、そこを、もう片方の手の四本の指先で、トントンと叩きます

左右はどちらでも、やりやすい方で構いません。

あと、叩く早さとか強さも、お好みでかまいません。軽く触れる程度でも大丈夫です(逆に、強く叩きすぎてアザにならない程度にしてね)。


全文を何度か(私の場合、5回くらい)唱えたら、あとは「大丈夫、私は上手くやる」等と短く文をかえて、ひたすら唱える&叩きます

これは、自分が納得いくまでやって大丈夫です(私は、1~2分間くらいやります)。


そして、それが終わったら、もう終了!

嫌な「あの事」のことはとりあえず置いておいて、別の行動を始めましょう(切り替え!)


この、1~2分で済む一連の行動を、「嫌な気分」が出現する度に繰り返すと、「なぜかわからないけれど」心のどす黒い重りが解けてきます。本当なぜかわからないけれど。不思議です……。


やりすぎてダメなことはないと思うので、嫌なことがある度に、消しゴムのような感覚で使うといいです。



……さて、せっかくネガティブ文をいくつか挙げたので、そのすべてに対してタッピング(空手チョップの場所を、反対の手の四本の指先でトントンすること)をしてみましょう


自分の心に貯まってた「嫌な感覚」が一つずつ軽くなっていく度に、日々の生活で感じるストレスも軽くなっていくはずです。

私はこれでかなり救われました……。


一度にすべてやらなくても、一日に一個でも一時間に一個でもかまいません。自分がいいと思う感覚でやってみましょう。ガチガチなルールはありません、緩くいきましょう。

緩ーくマイルールでやっても、「なぜか」効くので本当に不思議です。すごいよタッピング。


もし、効きがイマイチな感じだったら、文をいろいろ変えてみるのもいいかもしれません。

以下に、その例を挙げてみます。


トントンする時の例文いろいろ

※ここでは「すぐ顔が赤くなって恥ずかしい」というマイナスを使います。


・たとえすぐ顔が赤くなって恥ずかしいとしても、きっと私はうまくやる。


・私はすぐ顔が赤くなって恥ずかしいけど、別にそれでもいい。


・私はすぐ顔が赤くなって恥ずかしいけれど、まぁいいか、と思っている。


・たとえすぐ顔が赤くなって恥ずかしいとしても、それはもうどうでもいいこと。


・たとえすぐ顔が赤くなって恥ずかしいとしても、そんな自分を認めます。



……こんな感じて、マイナス面を受容するような形の文にします。


不快な気分になる度に使ってみよう


私は、日常生活で不快な気分になる度に、このタッピングの技術を使っています。

不快な気分に合わせて具体的な文を作り、そして手の空手チョップのところを指でトントンと軽く叩いて、「それでもいいよ」と自分の気持ちを認めてあげる


それだけで、不思議と「こんなこと考えちゃダメだ!もっと前向きにならないと!」と自分を鼓舞するポジティブ主義よりも、楽になります。


貴方にも、効くかもしれないので、ぜひ試してみてくださいね。




タッピングの技術は、大きく私を救ってくれたものです。様々な自己啓発を試しましたが、これほど辛い日常に効いたものはありませんでした。


他記事において、タッピングを試すのにお勧めの本を紹介しようと思っています。私の人生を救ってくれた本ですから、本当に感謝しています。タッピング最高!


では、今回はこの辺で。


yuka.