今まで目を背けてきたことに、そろそろ真正面から向き合ってもいいんじゃないかな

ストレスから自分を癒やして生きている?


あなたには、忘れたい過去、少し考えるだけでも嫌な気分になること、などはありますか?


日々、生きていて、嫌なことがない、という人のほうが珍しい世の中だと思います。(というか、嫌なことを経験しない人なんていないよね。)


そんな嫌なことを、あなたはどんな風に解消していますか?


たとえば、好きなお酒を飲んだり、趣味をして忘れたり、人に話を聞いてもらったり、美味しい物を食べたり、散歩をしてみたり……。


あるいは、仕事や家事に取り組むことで、忙しさから、嫌な出来事、物事のことを考えないようにしている方もいると思います。


あなたはどうでしょう?


私の場合は、一人でいることが一番のストレス解消なので、対人のストレスを一人でのんびり過ごすことで解消していることが多いです。


一人でカラオケをしたり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、イマジナリーフレンドのセイラさんに愚痴を聞いてもらったり……。


ときには一日、ふて寝することもあります。



人は、それぞれ自分なりの嫌な思考・記憶から逃げ、かわしていく方法をもっていると思います。


逆に、神経症気味の方は、それがなかなかできなくて、嫌な思考から気をそらすことが難しく、他の行動に集中できないということもあるかもしれませんが……


でも、そんな方にも、自分を落ち着かせるための行動とかが何かしらあって、無意識に行っているかもしれません。(貧乏ゆすり、爪かみ、もっと極端なことを言うとリストカットなど自傷行為にも、自分を落ち着かせる意味があるときもあるでしょう。)


そんな風に、人間は趣味や癖など特定の行動をすることによって、自分の力ではどうしようもない「マイナスな出来事・感情・事実」との正面衝突の衝撃をうまく緩和して、自分を守って生きているのでしょう。



ガッツリ向き合って、辛さを癒やすという手もあります


生きていれば、日々嫌なことがたくさんあります。


日常レベルでは、誰かとうまくいかないとか、仕事が辛い、やることがたくさんあってキツい、お金がない、などなど。


そして人によっては、もっと根深いトラウマ的な事実もあるでしょう。

家が火事になった、自然災害を目の当たりにした、レイプされた、親に虐待された、学校で虐めにあった……。


私の場合は、たとえば普段の生活だと、「空気が読めない」ことで人との関わりや経済活動において失敗することが多く、いちいち落ち込みます。


あとは自分の容姿のコンプレックスがすごく、母親にも未だに容姿のことを言われる始末です(母親と私の妹は美人)。そのたびにとても嫌な気分になります……。


トラウマレベルだと、親戚に性的な嫌がらせを受けていたことです(ネット上だから書けますが、現実ではぜったい口に出せない


あと、両親が離婚したのも私にとって大きな出来事でした。


あなたも、一度自分の「負の面」「マイナスの出来事」などに向き合ってみてもらいたいです。確かに、それらに真正面から向き合うことは、とても辛い作業です。

でも、一度それらと真剣に向き合って、自分なりに消化し、受け入れる体勢ができると、それらを忘れよう、ないことにしようとしていた頃よりも、断然ラクになると思います。


……私は精神科医でも心理療法士でもないので、あくまでも自分の体験から言っていることであって、万人の方に当てはまるとは限りませんが……。


それでも、たとえば専門家の力が必要なほどである方は、バンバンと専門家に助けてもらって、自分をラクにする権利があるし、せっかく生まれてきたのだから、幸せになる権利があるし、全力で自分の状況と向き合って、克服していくこともできるかもしれないし、


……うまく言えないですけど、「見ないことにする」ということのみでそのストレスに対処していたのなら、一度「全力で向き合ってみる」という道もあるし、その方がいいかもしれないし、どうせ生きているのだからいろいろ試してみようよ、というようなことを言いたかっただけです。


(自分の語彙力のなさ、文章力のなさにそろそろ嫌気がさしてきました……。)


私の場合は、容姿のコンプレックスも、対人ストレスも、性的な嫌がらせの気持ち悪い記憶も、父親と離れた苦しさも、ごちゃごちゃになって私の潜在意識にこびりつき、


長年、表面的には「もっといい人間にならないと」「このままじゃだめだ」という謎の強迫観念になって、苦しい思いをしてきました。


様々な自己啓発本を読んでは試しましたが、「これはいい!」と思っても、「根本的な苦しさ」を取り除いてくれる方法というものにはなかなか出会えず、


それらを試すと確かに一時的には「幸せ」な感じになるのですが、一度崩れ出すと再度泥沼に落ちる、ということを繰り返していました。


そんな中、一番助けられた方法がありまして、このサイトの中でもチラホラ書いている「タッピング」という方法です。


この方法と出会ってから、まだ一年もたっていなくて、そう聞くと「またどうせ他の方法みたいに長続きしないんじゃ……」と思われてしまいそうなものです。


でも、このタッピングが驚きなのは、一度タッピングの方法によってトラウマ等を癒やすと、「効果が半永久的に続く」ということです。


つまり一生、辛さから解放されるわけです。


ですから、そもそも「長続きしない」という心配がありません。しかも最短で、数分で済んじゃいます。


タッピングと出会ってなかったら、きっと私は死ぬまで自分の劣等感等を克服する戦いの日々を送っていただろうと思うと、恐ろしいです。


まぁ、本当のとこ、高校生のときとか、もーーーーーっと早く知っていたら、人生違ったのに……なんて悔しさもあったりします。


私の言葉だと胡散臭いので、お医者さんがその臨床例をたくさん書いているオススメの本を紹介しておきます→(“リンク設置”……ちょっと待ってね、準備中)。


私はたまたま時間つぶしで入った図書館で見つけ、手に取り読んだのが出会いでした。


そして、図書館の中でその方法を試したら、「……あれ?」となんだか記憶喪失のような感じで、数分前までグルグルしていた嫌な感情が頭からスッポーンと飛んでいってしまったので驚きました。


「なにをあんなに真剣に思い詰めていたんだっけ……?」と、首をかしげてしまうような感じです。


そして、その時の「嫌な感情」は、数ヶ月たつ今でも一回もぶり返していません。というか、それがなんだったのか、どんな風に辛かったのか、正確に思い出せません。なんとなく、今後の生活のこと、金銭的な不安のことだったという記憶自体はあるのですが……。


それ以来、私にとって「タッピング」はすっかり手放せない「安心毛布」になってしまいました。



「タッピング」の面白いところは、辛さや嫌な記憶に、ガッツリと真正面から向き合って治療してしまう方法だということです。

トコトン、自分のトラウマになっている嫌なことを、思いだし、考え、リストにし、挙げていきます。


そして、めちゃくちゃ不快な気持ちのまま、体の特定の場所を軽く指先でトントンとするだけなので、カンタンで、子供でもお年寄りでも、どんな人でもできます。


このように、見て見ぬふりをしてなんとか日々を乗りこなすだけじゃなくて、向き合って辛い感覚を根本的に解決してしまう方法もありますよ、という一例でした。


人間にとって、一番の負の事実は癒やせる?


(現在執筆中)