このサイトの雑談マニュアルについてのQ&A集

  

Q 「あどどきす法」などの対象年齢はどれくらいですか?


A このサイトの文章が理解できる年齢でしたら、基本どんな年代の方でも「あどどきす法」や「プラスアルファのコツ」は使えます。自分や相手の年齢によって、それぞれ興味・関心が違いますから、話題も変わってくるでしょう。ただ、このサイトの方法は、その「話題の内容に関係なく」使える方法ですので、問題ありません。

 


Q 男女どちらでも使えますか?


A はい、使えます。性別によっても、話題が若干変わってくると思いますが、問題ないです。どちらかというと女性のほうが、結論があいまいな「ノリだけでするような」雑談を好む人が多いと思いますが、当サイトは、そのような会話が特に苦手な方に適しています。

男性であっても、女性であっても、それぞれどんなコミュニケーションの仕方を好むかは、人によってさまざまだと思います。女性だったらみんなおしゃべりが好きなわけじゃないし、男性でも、とりとめもない雑談をうまくつかって人間関係を友好に築いている方も多いです。ですから、男女関係ありません。

「仕事の会話ならできるのに、休憩時間の雑談が苦痛…」そんな方でしたら、男性の方にも、女性の方にも役に立つと思います。

 


Q 私は、普段テレビを見ないので、人の話題についていけないのですが、このサイトの方法でなんとかなりますか?


A よくわかります。共通の話題がないと、なかなか会話に入っていくのは難しいですよね。せっかく話しかけてもらえても、「よくわからなくて…」と答えるしかなく、会話が途切れてしまいがちです。

でも大丈夫、当サイトの方法は、「話題の内容に関係なく使える方法」ですので、その話題のことに詳しかろうと詳しくなかろうと対処可能です。

もちろん、共通の話題があることは、お互いにより親近感をもちやすく、プラスになることは確かです(このことについては、「き」のページで説明します)。しかし、共通の話題を持つことが、良いコミュニケーションをとることに必ず必要になってくる、ということではありません。

 


Q 私は、好きな人がいて、その人から気に入られたいと思っているのですが、このサイトの方法は恋愛にも使えますか?


A はい、使えます。特に、雑談がもともと苦手な方がそれを克服すれば、大きな魅力アップにつながると思います!

そうは言っても、人の好みは千差万別なので、恋愛に必ずしも「上手なコミュニケーションができる能力」が必要なわけではないです。

でも、その前に、話しかけられないと何もはじまりませんからね! 相手の方が積極的にあなたに話しかけてくれるタイプだったらいいでしょうが、そうじゃなかった場合、あなたから関係をつくっていかないといけないですよね。そんなときに「あどどきす法」を知っていたら、心強いのではないでしょうか。

運よくデートの約束をできた! っていう場合も、「沈黙して気まずくなったらどうしよう…」と、極度に恐れなくて済みます。がんばって!

 

Q 私は、雑談が苦手で寡黙なのもその人の個性だと思っているので、無理に直す必要はないと思うのですが…。


A もちろんです。雑談苦手は「直す」必要のあるものではありません。ただ、もし、それによって学校や会社など…社会生活で不便がある場合、少し「おしゃべりが好きな人たち」のやり方を学んで合わせたほうが、人間関係がスムーズにいくかもしれませんよ、というだけなのです。

今現在、雑談ができなくても何も問題ない環境にいる方に、無理に「こうしろ」ということはありません。もともと好きじゃない雑談を始めるのは、たとえこのサイトの方法を使ってそれができるようになったとしても、多少なりともストレスを伴うものだからです。

「自分を偽り人に合わせて雑談をするストレス」よりも、「雑談ができないことによるストレス」が大きい方は、ぜひ当サイトの方法を参考に、雑談にチャレンジしてみてください。

 


Q 雑談ができないというよりも、雑談は意味のない話をするだけなので、くだらなくて、無駄だと感じてしまいます。このサイトの方法で、雑談を楽しく思えるようになるのでしょうか?


A よくわかります、そもそも雑談が「楽しい!」と思えるタイプでしたら、自然と人と話す機会も多くなり、苦手意識を持つこともなかったかもしれませんよね。


雑談が苦手・つまらないと思う方の特徴として、「会話は情報のやりとり」と据えているということがあります。私も本来そのタイプなのですが、そういうスタンスで「他愛のない会話」に臨むと、まず、相手と自分の会話のテンポがかみ合わなくなってきます。


そして、相手はひたすら「ノリ」や「共感」を重視して返答するのに対し、こちらはひたすら「事実・情報」や「結論」を重視して返すので、お互いに「あんまり面白くないな…」という感じが生まれてしまいます。


会話には、もちろん「情報のやりとり」の場面もあります。「議論」とか、そういう会話の方が好きなタイプ同士が会話すると、とても楽しいですが、逆に会話の「内容」よりも、「感情や場を共有すること」が好きなタイプと話すと、なんせ「中身があまりないおしゃべり」なので、よほどその雑談のネタが、自分の好きな話題でない限り、つまらないでしょう。


これは好みの問題でもあるので、正直変えられないし、私は、無理に変える必要もないと思います。


ただ、日常の社会生活で、どうしても雑談の場を多く持たなくてはいけない場合、つまらないと思う時間を過ごさなくてはいけないのは苦痛ですよね…。


そこで、こう考えてはいかがでしょうか。


「あどどきす法」を使って雑談をすることを、「ゲーム」のように据えて、楽しむのです。会話そのものよりも、それをいかに攻略するかを楽しんじゃう。


情報タイプの方は、もしかしたら私と同じで、自己啓発や勉強好きかもしれません。もしそうでしたら、この方法はお勧めです。

「雑談の場」が、「生産性のない無駄な時間」から、「己を磨く場」に変えられます。


あとは…人脈を広げ、仕事等で優位にするためと割り切るとか。

「楽しむ」よりも、雑談を攻略し、積極的に臨むことによって得られる利点に注目しましょう。



Q どれくらいで雑談法を身につけることができますか?


A これは難しい質問です。おそらく、もともとその人がどの程度の「空気の読めなさ」を持っているか、はたまた持っていないかにもよってくるでしょう。


あとは、「緊張」の問題です。例えば「社交不安障害(SAD)」のように、人の前で話したり何かをするときに極度に緊張してしまう方もいらっしゃるでしょう。そういう方ですと

やはりそこまで緊張しない方に比べると、「雑談の場に慣れる」のには時間がかかります。「方法」と一緒に、「緊張や不安」にも対処しなくてはいけないわけですから、大変な作業です。


実は私自身も高校生のころにそう診断されたほど、緊張するタイプでした。社交不安障害(SAD)は、周りが思う以上に本人は苦痛に感じている障害です。すごく恥ずかしくて、消えてしまいたいとよく考えていたのを思い出します。


そんな私が、対人の苦手意識を克服するまでにどれくらいの期間がかかったか、参考までに書いておきます。


高校生~20歳頃 極度の緊張&会話のやり方分からない SADと診断


21歳~ やり方研究、と同時に、無理やり人の中に入り、緊張を徐々に解く 


~23歳 人と話せるようになり、人といて楽しいと思えるようになる SADは克服できた、という手応え


~24歳 対人のコツを忘れないように、「あどどきす法」をまとめる


25歳 現在(2016年) 


…うーん、私の実感ですと、「方法」を身につけるには、その人の「空気を読む能力」によってどの程度までの自然な雑談になるかは変わってきますが、社会生活で不便のないところまではそんなに時間がかからずにいけると思います。


ただ、どちらかというと問題は「方法」よりも「緊張や不安」で、そっちはちょっと時間がかかるかもしれないですね。



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